【香港】駐在妻でもHSBCで口座開設できました!必要な書類や口座開設の流れをご紹介

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こんにちは、ひよこ(@hiyo__log)です。

ついに専業主婦を卒業し、香港でも就業開始!
給料振込の為、香港の銀行で口座を開設することになりました。

『駐在妻でも銀行口座って開設できるの…?』と不安だったのですが、無事HSBCで口座開設できましたヽ(*゚∀゚*)ノ

HSBCでの口座開設に必要な書類や、開設までの流れをまとめてみたので、
『香港で口座を開設したい!でも駐在妻でも開設できるの?』
と思っている方はぜひ参考にしてみてください!

目次

口座を開設する銀行はHSBC!

私が口座を開設したのは香港上海銀行(HSBC)です。

香港上海銀行(HSBC)はイギリスの4大銀行の一つで、世界的に展開するグローバル銀行です。香港内のあちこちに支店やATMがあり、香港でもっとも代表的な銀行の一つです。

わたしの場合は夫がすでにHSBCで口座を開設していたため、同じ銀行の方が口座が開設しやすいと思いわたしもHSBCで口座開設しました。

香港上海銀行(HSBC)の特徴

HSBCは日本の銀行と違い、ATMの利用料がいつでも無料です。またキャッシュカードが日本のATM(セブン銀行)でも使えるので、一時帰国の際に日本円を用意する手間がありません。

HSBCの特徴

  • 日本円を含む11通貨を1つの口座で管理することができる
  • 海外送金手数料が他行より比較的安め。
  • 香港内であればHSBC同士は無料で送金できる。
  • ATM(HSBC、恒生銀行どちらでも)は手数料なしで利用できる
  • ゆうちょ銀行やセブン銀行など、日本の主要ATMで日本円を引き出すことが出来る
    ※対応しているATM
    ゆうちょ銀行/みずほ銀行/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/イオン銀行/セブン銀行/ローソンATM/Enet ATM(ファミリーマート等)
  • 投資口座もあり、香港株や米国株・オフショアファンドなども取引できる

作りたい口座はアドバンス!

2019年11月現在、HSBC香港には4つの口座種類があります

  • Jade(ジェイド)
  • Premier(プレミア)、
  • Advance(アドバンス)
  • Personal Integrated(パーソナルインテグレテッド )
    ※Smart Vantage(スマートバンテージ)とも呼ばれる

口座の総取引残高に応じて、申し込みたい口座を選びます。

預金残高が総取引残高を下回ると一定の口座維持手数料が発生するため、用途や予算に見合った口座を選ぶ必要があります。(2019年11月現在、AdvanceとPersonalの口座維持手数料は無料)
※総取引残高とは最低預金残高のようなもの。預金と投資口座の合計の3ヶ月平均で計算される

口座種類Personal IntegratedPremierJade(2019年1月新設)
最低
総取引残高
HKD 5000
(約7万円)
HKD 0.2 M
(約280万円)
HKD 1.0 M
(約1400万円)
HKD 7.8 M
(約1.1億円)
口座維持
手数料
2019年8月1日〜
は無料
2019年8月1日〜
は無料
380香港ドル/月
(5,320円)
設定なし
特徴・インターネット
バンキングを
メインとした利用
・担当者がつく
・専用窓口での対応
・クレジットカード
が作れる
・各種手数料
の優待
・担当者がつく
(Mangerレベル)
・専用ラウンジでの対応
・クレジットカード
が作れる
・優待金融商品
が購入できる
・世界のHSBC支店で
Premierの口座を
開設できる
・専任チームがつく
(Directorレベル
+ 各分野エキスパート)
・専用ラウンジでの対応
・クレジットカード
が作れる
・世界各国で
コンシェルジェサービス
が利用できる

※表内の金額は1香港ドル=14円で換算で為替換算

参考:【8月に大幅改定】HSBC香港の口座種類と手数料 | お金の窓口

2019年8月1日からAdvanceとPersonalは口座維持手数料が無料になりました!
わたしはアドバンスで口座開設をしました。ですが、口座には20万香港ドル(=約280万)も入れていません。

Advanceについては総取引残高が20万香港ドルを下回り続けるとPersonalにダウングレードになる可能性があります。そのため、引き続きAdvanceのメリットを得るためにはこれまでと同様に口座残高に注意する必要があります。

参考:【8月に大幅改定】HSBC香港の口座種類と手数料 | お金の窓口

とのことなので、もしかしたらパーソナルインテグレテッドにダウングレードされてしまうかもしれません…。
わたしは今回クレジットカード機能を付けてはいないのであまり関係ないのですが、もしダウングレードした場合はクレジットカード機能も失効することになります。

HSBCは審査が厳しい?

「HSBCは他の銀行に比べて、審査が厳しい!」と聞いたことがあり、内心ビクビクしていました…。

審査が厳しい理由は、日本人が団体(ツアー)で口座開設をしにきて、大半が使われない休眠口座状態になってしまっているから。
そのため、香港HSBCでは英語が話せない外国人の口座開設によるトラブルを防ぐために、英語が話せない外国人の口座開設を制限しているそうなんです。

英語・広東語・中国語いずれも話せない場合は、門前払いされる可能性も大いにあります。。

また、支店などにもよっても変わってくるようですが、収入のない駐在妻さんは口座開設を断られる場合もあるそうです。その場合、旦那様の付属という形で、共同口座を開設する事も可能みたいです。

無事、HSBCで口座開設できました!

わたしの場合は、香港にある会社で2ヶ月働いており、口座開設の目的が「給与振込」としっかり決まっていたのもあって、無事口座を開設することができました!

香港(HSBC)で口座を開設するのに必要な書類

HSBCでの口座開設にあたり用意したものがこちらです。

  • 本人確認証明書(香港IDカード・パスポート)

香港に住んでいる場合は香港IDカードと有効期限内のパスポートを持って行きましょう。マイナンバーカードも一応持って行った方が良いかもしれません。(わたしは提示しませんでしたが…)
日本に住んでいる場合は、有効期限内のパスポートとマイナンバーカードを用意してください。

  • 現住所を証明できる書類

香港に住んでいる場合は、公共料金の請求書か国際免許証(住所が確認できるもの)を用意しましょう。
住所証明書類は、3ヶ月以内に発行された公的書類である必要があります。国際免許証の場合も、たとえ免許の有効期間内であっても発行から3ヶ月以上経っていると受け付けてもらえません。

公共料金の請求書などで大丈夫ですが、英語または中国語の表記がある書類が必要です。住所を証明できる書類が英語/中国語ではない場合、正式な翻訳会社や法律事務所、司法書士事務所などを通して翻訳された住所証明書を準備する必要があります。

  • 給与明細

こちらは提示を求められない場合もありますが、働いているのであれば持って行きましょう。給与明細は3ヶ月分が望ましいですが、私の場合は2ヶ月分しか働いていなかったので、2ヶ月分持って行きました。

現住所を証明できる書類がない!

ここで困ったのが、私名義の現住所を証明できる書類がなかったこと!

『免許は持ってないから国際免許証は発行できない・・・』
『公共料金の請求書は、すべて夫の名義宛て・・・』
『ネットで調べたら調べてみて、「婚姻証明の提出が必要な場合もある」って書いてあったけど、そんな書類持ってない・・・』

これじゃ駐在妻はHSBCの口座を開設できない!?!?
と一気に不安になりました。。。

駐在妻さんだと、このパターンは多いのではないでしょうか?

夫が同行すれば大丈夫?

さらにネットで調べたところ、公共料金の請求書の名義人(=私の場合は夫)が同行すれば大丈夫との情報を発見!
夫に同行してもらい、HSBCの口座開設に挑戦してみました!

前提として、わたしと夫のその時の状況を書いてみました。

わたし

  • 2ヶ月前からフルタイムで香港にある会社で働き始めた
  • 口座開設目的は、給与振り込み
  • 現住所を証明できる書類無し(免許も持っておらず、公共料金の請求書はすべて夫名義)
  • 日本語以外は一切話せない

  • すでにHSBCで口座開設済み
  • 英語は話せるが中国語や広東語は一切話せない

実際の口座開設までの実際の流れ

  1. HSBCへ行く
  2. 受付をし、番号が呼ばれるまで待つ(60分)
  3. 順番が来たらブースへ向かい、担当者と面談。(30分)
  4. 書類を受け取る
  5. 後日キャッシュカードが郵送される(数日後)

①HSBCへ行く

土曜日の朝9:15頃、HSBCに到着しました。

実は、9月にもHSBCに行き口座開設を試みたのですが、土曜日の12時頃に行ったら、「本日はもう受付終了しました」と拒否られてしまいました…。
土曜日の営業時間は9:00~13:00なので、なるべく早く行かないとダメみたいです。。

その後、お財布をすられて香港IDを紛失してしまい
香港IDの再発行などに実感がかかり、1ヶ月後の11月に二度目のチャレンジをしにいきました。この2ヶ月間、お給料は現金手渡しだったので会社の方に申し訳なかったです…

香港で財布をすられた詳しいお話はこちら。。

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ちなみに、HSBCで口座を開設したい場合、どの支店でも良い!というわけではありません。プレミアム口座しか対応してない支店もあるため、事前にどの口座を開設するかを決め、希望の口座を開設できる支店はどこかを調べておきましょう。

事前にどの口座を開設するかを決め、希望の口座を開設できる支店はどこかを調べておきましょう。

②受付をし、番号が呼ばれるまで待つ(60分)

HSBCに着いたらまずは受付。9:15の時点で予約は6番目でした。

受付のお姉さんに
『待ち時間がかなり長くなりそう!朝ご飯でも食べてきて〜』と言われ、電話番号を伝えて一時撤退。

近くのカフェで朝ごはんを食べながら電話がかかってくるのを待ちました。

チョコレートドリンクが美味しかった

1時間ほど待って、10:10頃に電話がかかってきました。

土曜日はかなり混みます!なるべく早い時間に行きましょう。

③順番が来たらブースへ向かい、担当者と面談。(30分)

HSBCに戻って、再度受付へ。電話がかかってきた旨を伝えると、すぐにブースに案内され、担当者と面談が始まりました。

ブースで提示したもの

  • 香港ID(わたしと夫それぞれ)
  • わたしのパスポート
  • 住所を証明できる書類(公共料金の請求書)
  • 給与明細(3ヶ月分が望ましいが、私の場合は2ヶ月分のみ提出)

その他必要な情報

  • 口座開設の目的
  • 前に住んでいた場所の住所(香港に3年住んでいれば不要)
  • 電話番号
  • アドレス
  • 会社名・住所・役職名
  • 入社年月日

担当者とはすべて英語で受け答えをしました。(夫が)
わたしは広東語・中国語だけでなく英語もさっぱり分からないので、会話の内容は2割程度しか理解できませんでした…。

ブース内では、担当者に言われるがまま書類を提出したり、必要事項を記入したりしました。
意外だったのが、前住所(日本)の情報も必要だったこと。香港に住んでいる期間が3年未満の方は、前の住所も聞かれると思います。

『クレジットカード機能は付けますか?』『投資口座は必要ですか?』と聞かれましたが、特に必要性を感じなかったためどちらも付けませんでした。
上司曰く、「クレジットカード機能」も「投資口座」も後からの手続きだと、とても面倒らしいです。付けるか迷っている人は、口座開設のタイミングで一緒に手続きすることを推奨します。

④書類を受け取る

開設した口座番号などが記載された書類をいただき、この日の手続きは終了。

手続きは30分程くらいで完了しました。
基本は言われたもの(香港IDや住所証明)を提出して、メールアドレスや電話番号をメモに書いて渡す、ぐらいでした。

英語か中国・広東語を話せる人を必ず連れて行きましょう。日本語しか話せないと、口座開設はほぼ無理です!

⑤後日キャッシュカードが郵送される(60分)

キャッシュカードは郵送で後日届きました。
人によっては当日キャッシュカードを貰えることもあるみたいです。

HSBCは支店によって対応が全然違うらしいです…!

アプリが便利!

HSBCには専用のアプリ「HSBC HK Moblie Banking」があるのですが、これがすごく便利です!

例えば、

  • 残高をすぐに確認できる
  • 公共料金がアプリ内で支払える
  • 個人間でもQRコードを読み込むだけで送金ができる

などができます。

指紋タッチでログインでき、一通りの取引をアプリ内で完結することができます。

おわりに

駐在妻でも無事HSBCで口座開設できました!
といっても、私だけでは絶対に無理でした…。

日本語しか話せない場合は、英語や広東語が話せる人を必ず連れて行きましょう。

また駐在妻さんの場合は、働いていれば問題なく口座開設できそうですが、収入がない場合は断られることもあるかもしれません…。

その場合、夫の付属という形で共同名義の口座(ジョイントアカウント)であれば、開設する事も可能みたいです。
※共同口座(ジョイントアカウント)とは、ふたりで1つの口座を共有する口座です

HSBCは日本の銀行と違ってATM手数料も無料ですし、HSBCのATMは街中のいたるところにあります。また、アプリで簡単に残高の確認や送金もできるのでとても便利です!

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