【自動調理器を比較】インスタントポットとホットクック、どちらが優れているかを考えてみた

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『共働きだから夫婦揃って帰宅は遅め。朝セットして帰宅時にご飯ができてくれてたら嬉しい!』

そう思って、いわゆる“自動調理家電”を探していました。

候補に挙がったのは日本では圧倒的な知名度を誇る「ホットクック」と、値段が安く海外で大人気の「インスタントポット」の2つ。

日本での知名度はホットクックが断然上ですが、実際どちらが優れているのか比較してみました。

個人的には、値段も安くて圧力調理もできるのでコスパがいいと思ったので、インスタントポットを購入しました。

目次

ホットクックは「無水調理もできる自動調理鍋」

ホットクック

商品名:ヘルシオ ホットクック
発売元:シャープ
種類:8種類 
容量:1.0L/1.6L / 2.4L

ホットクックはSHARPが販売している「自動調理鍋」です。

「調理を放っておく→ほっとくクッキング」が由来だそうで、その名の通り食材を入れて“放っておくだけ”で美味しい料理ができます。
累計販売台数は20万台を超える、超人気商品です。

インスタントポットは「マルチ電気圧力鍋」

インスタントポット

商品名:instantpot(インスタントポット )
発売元:Instant Brands Inc.
種類:24種類(日本版2種類+海外版22種類) 
容量:3クォート(約2.7L) /6クォート(約5.7L) /8クォート(約7.6L)

インスタントポットはカナダの家電ブランド(Instant Brands Inc.)が販売している「マルチ電気圧力鍋」です。

料理にかかる手間も時間も大幅に減らせることから北米では大人気で、アメリカ人はみんな持っていると言われています。実際、電気圧力鍋(マルチクッカー)部門で全米73.2%の圧倒的なシェアを持っています。

アメリカのAmazonでは年間最大の記録的ヒット商品で、2016年7月のAmazonプライムデーではたった1日で21万5000台が売れたそうです。

ひよこ

ホットクックの累計販売数を、たった1日で超えてしまうなんてすごい…!

日本からは並行輸入品を購入するしかなかったのですが、2019年、ついに日本でもインスタントポットが発売されました。

日本版のインスタントポットについて詳しく解説している記事はこちら。

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自動調理器としての比較ポイント

インスタントポットとホットクックは「ほったらかし調理」ができる点では同じですが、様々な違いがあります。

本記事では7つの違いについて説明します。

7つの違い

  1. 調理方法の比較
  2. 調理メニュー(モード)の比較
  3. 操作方法の比較
  4. 予約調理・自動保温機能の比較
  5. 容量の比較
  6. 値段の比較
  7. 手入れのしやすさの比較

①調理方法の比較

まずは調理方法を比較します。簡単な比較表がこちら。

ホットクックインスタントポット
ほったらかし調理
圧力調理(時短)×
自動かきまぜ×
無水調理×

ちなみに「圧力調理」と「無水調理」どちらも出来る製品には、「象印 煮込み自慢」「 アイリスオーヤマ KPC-MA2-B」「シロカ SP-D131」などがあります。

どちらも「ほったらかし調理」ができる

インスタントポットもホットクックも、電気式で火を使わないため「ほったらかし調理」が可能です。

イメージは「料理もしてくれる炊飯器」

炊飯器は、お米と水を入れてスイッチを押せば、自動でお米が炊けますよね。
ホットクックやインスタントポットも同様で、材料と調味料をセットしてスイッチを押せば、肉じゃがやカレーなど様々な料理を自動で作ってくれるんです。

ほったらかし調理の利点は時間の有効活用です。

調理中に鍋に張り付いている必要がないので、洗濯したりテレビを見たりと他のことに時間を使えます。小さいお子さんがいる家庭であれば、子供と遊べる時間が大幅に増えるのは間違いなしです!

また、料理が苦手な方でも失敗することが少ないです。レシピ通りに材料と調味料を入れてスイッチを押すだけ。

ただ、全自動なの途中で味見はできません。自分好みの味付けにしたい場合は、試行錯誤が必要です。

圧力調理(時短)ができるのはインスタントポット

インスタントポットは電気圧力鍋なので、圧力調理が得意です。

圧力調理を使えば、短時間で具材がやわらかくなり、味しみしみの美味しい料理が完成します。さらに電気圧力鍋なので、ボタン一つで調理が完結。

つまりインスタントポットなら、料理にかかる「時間」と「手間」、両方を減らすことができるんです。

特にじっくりコトコト煮込む系の料理は、時短効果が抜群!鍋で作ると3時間くらいかかるものが、圧力機能を使えば40分くらいでできます。

ひよこ

わたしはインスタントポットを愛用しているのですが、圧力調理を使うと魚は骨まで柔らかくなり、分厚いお肉もホロホロに、肉じゃがや角煮は味がしみしみ〜〜。とっても美味しいです!!


ホットクックには圧力機能はありません。調理時間は比較的長めで、メニューによってはフライパンなどで作るよりも料理時間が長くなる場合もあります。

また、インスタントポットは一般的な圧力鍋と違って圧力調理中も静かです
たまーに調理してるような音がします(一般的な炊飯器ぐらいの音)。

圧を抜くのもスイッチをひねるだけ。圧力鍋の「シュシュシュー!」という音が怖い、うるさくて嫌だという方でも安心して使うことができます。

自動かき混ぜ(手間)ができるのはホットクックだけ

ホットクックは「炒める」「混ぜる」作業も自動化してくれるので、とにかく手間が減ります。

肉じゃがやカレーも自分で具材を炒める必要がないので、材料を切って調味料を入れるだけで料理が完成します。

他社の自動調理家電と比べても、「炒める・混ぜる」作業を自動化してくれるのはホットクックだけだと思います。

インスタントポットも煮込みや蒸す作業のは自動で出来ますが、「混ぜる」「炒める」作業は手動です。

無水調理ができるのはホットクックだけ

ホットクックなら、無水調理も可能です。

無水調理とは、その名の通り水なしで調理すること。
野菜等の素材のもつ水分だけで調理ができるので、完成した料理は野菜のうまみがたっぷり!食材の栄養素もたくさん取れるのが魅力です。

公式サイトによると、無水調理の場合、大根のビタミンC残存率が通常の鍋調理に比べて約1.6倍にもなるそうです。

②調理メニュー(モード)の比較

インスタントポットもホットクックも、「自動調理」の機能が注目されがちですが、実は作れる料理のバリエーションが多いのも魅力です。

ホットクック

煮物・めん類の調理・蒸し物料理・お菓子・パン・発酵食品(手作りみそやヨーグルトなど)・低温調理など

インスタントポット

圧力調理、炒めもの調理/再加熱、炊飯/おかゆ、蒸し料理、ヨーグルト、スロークック、穀物、鶏料理、低温調理、滅菌、ケーキ
※低温調理、滅菌、ケーキ機能は海外版のインスタントポットのみ

日本語レシピは、ホットクックが断然多い

ホットクックは公式のレシピが豊富です。さらに「ホットクック レシピ」と検索すれば、クックパッドなどでもたくさんのレシピが出てきます。

インスタントポットは2019年に日本版が発売されたものの、まだまだ日本語のレシピは少ないです。英語だとインスタントポット専用のレシピ本が何十冊も販売されていますが、日本語版はまだありません。

しかし日本版のインスタントポットを購入すれば、日本語のレシピ(100種類)が付いてきます。公式サイトでも少しずつレシピが更新されているようです。

③操作方法の比較

操作はどちらも簡単ですが、操作方法が異なります。

ホットクック :料理の「メニュー名」から選択(肉じゃが、カレーライスなど)

インスタントポット :調理の「モード」を選択(圧力調理、炒め、煮込みなど)

ホットクック全80〜155メニューの自動調理があり、操作方法も「料理のメニュー名」から選ぶのがメインです。
※手動で「蒸す」「麺をゆでる」「ケーキを焼く」なども設定できます

一方インスタントポットには「メニュー名」はなく、「圧力調理」「煮込み」「肉料理」など、調理モードを選びます。

例えば、肉じゃがを作る場合は、

ホットクック
インスタントポット
  1. メニューを選ぶ
  2. 食材で探す
  3. 牛肉
  4. 肉じゃが
  5. 調理を開始する
  6. スタート
  1. モード(圧力調理)を選ぶ
  2. 圧力レベル(低)を選ぶ
  3. 時間(4分)を選ぶ
  4. 調理後の保温(無)を選択
  5. スタート

となります。

④予約調理・自動保温機能の比較

長時間の外出や帰宅時間が分からない時に重宝するのが、予約調理・自動保温機能です。

どちらも「予約調理」「自動保温」機能は付いていますが、予約できるメニュー数や保温時間が異なります。

項目 ホットクック インスタントポット
①予約調理が出来る
メニュー数
18メニューのみ
(全80メニュー)
※KN-HW10E
16モード
(全20モード)
②調理後の
自動保温
予約調理のみ
自動保温
15モードが自動保温の
有無を選べる
(全20モード)
③予約が可能な
時間
最大15時間 10分~24時間
④保温時間
(自動)
12時間 10時間
⑤保温時間
(手動)
12時間 10時間または
99時間50分
※機種による
⑥【予約調理】
食材が痛まない工夫
先に加熱して
食材が傷まない
温度で管理
予約前に調理。
その後、適温で保温

インスタントポットでは、15種類のモードで自動保温(最長10時間)が可能です。
さらに調理後に自動で保温に切り替えるかどうかは自分で設定できます。

【自動保温ができるモード(15種類)】

圧力調理」「炊飯」「おかゆ」「スープ/だし汁」「肉料理/シチュー」「蒸し料理」「スロークック」「豆料理」「鶏料理」「マルチグレイン」「卵」「ケーキ」「Sous Vide」「ウルトラ」「マニュアル」

【自動保温ができないモード(5種類)】

「保温」「炒め」「ヨーグルト」「ベイク」「滅菌」

ホットクックは予約調理の場合のみ、調理後に自動保温(最大12時間)に切り替わります。

わたしはインスタントポットを持っているのですが、平日はもちろん休日も大活躍。
予約調理・自動保温機能を使えば、帰宅後すぐに美味しい料理が食べれるので、「せっかくの休みの日に遊び疲れて帰ってきて、さらに料理で消耗する」なんてことがなくなりました。

ホットクックの予約調理は食中毒対策が優れている

ホットクックは「一度100℃に火を通して食材の腐敗を予防する」という、食材が傷まない工夫がされています。

『予約調理だと、調理が開始されるまでは常温。その間食材がダメになってしまうのでは?』と不安になる方も多いでしょう。

ホットクックなら、一旦加熱してから腐敗しない温度をキープするので、肉や魚といった腐りやすい食材も安心してセットできます。

ホットクックの予約調理の流れ
①予約調理後すぐに火を通して食材の腐敗を予防。②その後は腐敗しない温度帯(70℃)をキープして、③予約時間の直前に最後の仕上げ加熱をする

ホットクックなら、

   

仕事が忙しくて、今日は何時に帰宅できるか分からない…。とりあえず20時に出来上がるように予約して、あとは保温しておこう。

といった風に、自分の生活に合った使い方ができます。

インスタントポットの予約調理にはそのような機能はありませんが、予約せずに調理して自動保温にすれば同じように対策できます。
※自動保温は最大10時間、63~78℃で保温される

10時間以上外出する場合は、調理開始時間まで常温でも問題のない食材を選んだ上で、予約調理をした方が良いと思います。

ホットクックは全メニューの25%程度しか予約調理・自動保温ができない

インスタントポットとホットクックは全メニュー(調理モード)が予約・自動保温できるわけではありません。

ホットクックは全メニュー(80~155)のうち、予約調理・自動保温ができるのは25%程度です。手動メニューは予約調理・自動保温ができません。

例えば、2019年11月に発売された最新版のホットクック(KN-HW10E)では、予約可能なメニュー数は18メニューのみです。

『会社に行っている間に自動調理でご飯を作っておきたい!』など、長時間外出時の自動調理をメインに考えている場合、『え、予約調理できるメニューってこんなに少ないの!?』とがっかりすることになると思います。

ホットクックKN-HW10E)で予約可能なメニュー(全18)


「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」「キーマカレー」「ビーフカレー」「ビーフシチュー」「クリームシチュー」「具だくさんみそ汁」「ポトフ」「ミネストローネ」「豚肉のトマト煮こみ」「牛すじの煮こみ」「ぶり大根」「さんまの骨までやわらか煮」「筑前煮 」「かぼちゃの煮物」「ラタトゥイユ」「おでん」「ミートソース」「ごはん」

ホットクックで予約できないメニュー例

「肉じゃが」「豚バラ大根」「回鍋肉」「さばの味噌煮」「ひじきの煮物」「クラムチャウダー」

めん類・蒸し物・発酵・低温調理・お菓子・パン・手動メニュー全般

一方インスタントポットは全20モードのうち、16モードで予約調理が可能です。

インスタントポットの全20メニュー


「圧力調理」「炊飯」「おかゆ」「スープ/だし汁」「肉料理/シチュー」「蒸し料理」「スロークック」「炒め物/再加熱」「豆料理」「ヨーグルト」「保温」「鶏料理」「マルチグレイン」「卵」「ケーキ」「滅菌」「Sous Vide」「ベイク」「ウルトラ」「マニュアル」
※機種によってモード数は異なります

このうち、予約調理ができないのは「炒め物/再加熱」「ヨーグルト」「保温」「ベイク」のみです。

使用頻度が高そうな「圧力調理」「スープ/だし汁」「肉料理/シチュー」「スロークック」「炊飯」などはすべて予約調理・自動保温(最長10時間)が可能です。

⑤容量の比較

ホットクックとインスタントポットそれぞれ3サイズありますが、すべて容量が異なります。

ホットクックの最大モデルとインスタントポットの最小モデルがほぼ同じくらいの大きさ。また、ホットクックは横長、インスタントポットは縦長のイメージです。

ホットクックのサイズ(公式サイトの説明より)

  • 1.0L:1~2人用 1人
  • 1.6L:2~4人用 2人(カレールウ半量)
  • 2.4L:2~6人用 3,4人(カレールウ1箱)

インスタントポットのサイズ(公式サイトの説明より)

  • 3クォート(約2.7L):1~4人用 〜4人(カレールウ1箱)
  • 6クォート(約5.7L):5~7人用3〜7人(カレールウ2箱)
  • 8クォート(約7.6L): 8~10人用 6人以上(カレールウ3箱)

赤字は個人的におすすめな人数です。参考までに、一度に調理できるカレーの分量も書いてみました。

わたしは二人暮らしでインスタントポットの 6クォート(約5.7L)を持っていますが。かなりでかいです。
低温調理で卵や鶏肉などを一緒に調理することが多いので重宝していますが、カレーを作るときなんかは「デカすぎだなあ」って思います。

ひよこ

二人暮らしの我が家は、正直3クォート(約2.7L)のインスタントポットで良かった。。。

⑥値段の比較

値段はインスタントポットの方が圧倒的に安いです!

ホットクックは3.5~6万円するのに対し、インスタントポットは海外モデルだと7000円~2万円以下。
インスタントポットの日本モデルは、定価15,000円~27,000円程度ですが、amazonなどでは大型セールのたびに30~50%オフになっています。

ホットクックの値段 ※税込(価格.com最安値 2020/1/29) 

  • KN-HW24E:57,075円
  • KN-HW24C:44,949円
  • KN-HT24B:44,181円
  • KN-HW16E:47,918円
  • KN-HT16E:46,000円
  • KN-HW16D:39,800円
  • KN-HT99B:36,749円
  • KN-HW10E:38,500円

インスタントポット(日本版)の定価 ※税込

  • DUO Mini(約3L):15,628円
  • Nova Plus(約6L):27,280円 ※コストコだと15,580円

⑦手入れのしやすさの比較

どちらも自動調理家電の中では、お手入れが簡単な部類です。

ホットクックとインスタントポットだと、インスタントポットの方がやや手入れしやすいと思います。

というのも、インスタントポットは毎回洗うパーツが内鍋のみ、さらにすべてのパーツが食洗器で洗えます。

一方ホットクックは毎回「まぜ技ユニット」を洗う必要があり、かつ内鍋は食洗器を使えません。

項目ホットクックインスタントポット
毎回洗うパーツ内鍋まぜ技ユニット内鍋
食器洗浄機で
洗えるパーツ
内鍋以外すべて
内鍋の材質ステンレス製ステンレス製
※セラミック製もあり

インスタントポットとホットクックの比較表

ここまでの比較を表にまとめてみました。

項目 ホットクック インスタントポット
種類 8種類 24種類
(日本版は2種類)
容量 1.0L・1.6L・2.4L 約3.0L・約6.0L・約8.0L
販売元 SHARP Instant Brands Inc.
値段 3.5~6万円程度 7,000円~2.5万円程度
圧力調理 ×
無水調理 ×
予約可能な調理数 18~38メニュー
※全自動メニュー
(80~155)の
25%程度
17モード
※全20モード
スマホからの操作 4機種 1機種(海外版)
日本語レシピの
豊富さ
料理にかかる
手間の軽減
調理にかかる
時間の短縮
手入れの簡単さ
音声案内 ×※音のみ
メリット とにかく手間がかからない。
無水調理で栄養も摂れる。
手間も時間も大幅に減る
とにかく圧力調理が便利
デメリット 圧力調理はできない
値段が高い(4万円~6万円)
予約調理メニューが少ない
日本語メニューが少ない
混ぜる・炒める作業は手動

インスタントポットのメリット・デメリット

インスタントポットのメリットとデメリットはこちら。

  • 手間も時間も削減
  • ほとんどのメニューが予約調理・自動保温可能
  • 高機能なのに値段が手頃(7000円~2.5万円程度)
  • 全パーツ食洗機OK
  • 6人家族でも満足できる大容量
  • 日本語メニューが少ない
  • 混ぜ・炒めは手動
  • 低温調理や滅菌機能は海外版のみ

ホットクックのメリット・デメリット

ホットクックのメリットとデメリットはこちら。

  • 炒め・混ぜも自動化
  • 無水調理が可能
  • 予約調理後、自動で保温(最大12時間)
  • 日本語レシピが豊富。自動メニューが充実
  • スマホアプリと連携できる機種が多い
  • 圧力調理ができない
  • 値段が高い(3.5万円~6万円)
  • 予約調理できるレシピが少ない
  • まぜ技ユニットを洗うのが手間

どっちがおすすめ?

『ホットクックとインスタントポット、どっちを買えばいいんだろう?』と迷っている方は、下記を基準に選んでみてはいかがでしょうか。

ホットクックがおすすめな人

  • 10時間以上外出する
  • 料理にかかる手間を減らしたい
  • 子供の野菜嫌いを克服したい
  • キッチンが狭い
  • 多少高くても生活の質を上げたい

『とにかく仕事が忙しくて、朝7時に家を出て帰宅は22時。そこから自炊はしんどいから、予約調理で帰宅時には出来立てのカレーができててほしい!』

『子供たちに手がかかるから、とにかく料理にかかる手間を減らしたい!長時間外出はあまりないので、予約調理はそこまで必要ない。』

『一人暮らしでキッチンが狭いから、小さいサイズが良い。』

という方にはホットクックをおすすめします。

インスタントポットがおすすめな人

  • 10時間以上の外出はしない
  • 圧力調理は絶対欲しい
  • 大量に調理したい
  • 安さ重視
  • 手間も時間も減らしたい

『たくさんの料理を予約調理したい!』

『初めての自動料理。自分が使いこなせるか分からないのに、いきなり4~6万円支払うのはハードルが高すぎる。。』

『5人家族だから、ホットクックじゃ容量が足りない…』

という方にはインスタントポットをおすすめします。

ホットクックとインスタントポットはサイズも大幅に異なります。一人暮らしならホットクック、5人以上の家族ならインスタントポットがおすすめ。

2〜4人家族なら、どちらを選んでも良いと思うので、自分のライフスタイルに合っている方を選んでみてください。

おわりに

インスタントポットとホットクック、どちらも料理をぐんっと楽に、格段に美味しくしてくれるアイテムですが、優れているポイントやサイズ・値段などは結構違います。

ちなみに私は予約調理と圧力調理の使用頻度か高そうだったので、インスタントポット(海外版のUltra)を買いました。

ホットクックの無水調理も魅了的ではあったのですが、インスタントポットの2,3倍の値段を出してまでは必要ないかなと思い…(なんなら圧力調理が出来る分インスタントポットの方がありがたい)。

家族の人数やライフスタイルによってもどちらがおすすめかは変わってきます。

もし電気圧力鍋で迷っているなら、こちらの記事も参考にしてみてください。

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